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不妊とは妊娠を望んでいる夫婦が1年以上性生活を行っていても妊娠しない場合のことをいいます。
原因が明確なものから、不明なものまであり、ストレスなどの目に見えないものが原因のこともあります。
〇不妊の原因
不妊の原因は夫婦共にある場合もあります。
男性の場合は精子の質の低下や精子を造る機能の低下があります。
女性の場合は、子宮内膜症や子宮筋腫など子宮に問題を抱えていたり、
卵巣嚢腫など卵巣に問題を抱えていることが原因になることがあります。
・子宮内膜症詳しくはこちら
・子宮筋腫詳しくはこちら
これらの原因以外にも甲状腺の疾患があったり、腎臓疾患などが原因になると考えられています。
〇東洋医学から見た不妊
東洋医学での不妊の定義は夫婦の性生活が1年ではなく、3年以上行っていても妊娠しないことをいいます。
東洋医学で経絡という氣や血が通る道があるという考えがあります。
子宮に繋がる経絡に何らかの問題が起きることにより子宮が栄養されずに不妊が起きると考えられています。
それぞれタイプ別に見ていきましょう。
〇冷え性タイプ
元々身体の冷えを強く感じていたり、身体が異常に疲れやすい場合は、
子宮に繋がる経絡を栄養することができなくなります。
身体の冷えが強い場合は虚弱傾向が増している場合があります。
激しい運動は控えて、自分が疲れない程度のウォーキングなどから始めてください。
身体の冷えには薬草系の入浴剤を入れるのもおすすめです。
身体が疲れやすい時は入浴時間を調整してくださいね。
〇貧血タイプ
胃腸が弱かったり、他の理由で貧血があったりしても血の不足により
子宮に繋がる経絡を栄養することができなくなります。
東洋医学では胃腸などの消化器の働きにより氣や血が造られると考えられています。
栄養物の消化吸収が上手くいかないと栄養素が不足して、氣(エネルギー)や血が生成されないということです。
鉄分を多く含む食材を選ぶのも効果的ですが、それと同時に胃腸の調子を整えることも同じくらい大切です。
消化吸収が上手くいかないといくら鉄分を摂取しても効果は薄くなりますよね。
胃腸は味の濃いもの、辛い物、生もの、油っこいもの、そして甘いものが苦手です。
急に全部を無くすことは難しいので、少し意識をして減らしていけるといいですよ。
また、胃腸を整える為には腸内環境は無視できません。
発酵食品や大豆製品など、善玉菌を含む食材も一緒に摂取できると効果的です。
〇水太りタイプ
油の多い物や味の濃い物を好んで摂取していると身体の水分の流れが悪くなります。
それによ氣や血の流れが悪くなり子宮が栄養されにくくなります。
油っぽいものだけでなくても過食気味の場合はこのタイプになることがあります。
このタイプも胃腸の状態が関わってくるので、腸内環境を整えると身体の変化が起きやすいです。
〇ストレスタイプ
ストレスに弱い体質の中、ストレスを受けると氣の流れが悪くなり、
それにより血の流れも滞り子宮が栄養されにくくなります。
氣は血や水分を動かす役割があり、氣の流れが悪い状態が続くと、血や水分の流れも滞りを起こします。
滞った氣は身体を動かしたり汗をかいたりすると発散されやすいです。
汗ばむ程度にウォーキングなどの運動を行ったり、汗ばむ程度に湯船につかることは氣を流すのに効果的です。
苦手でなければ、筋トレで汗をかくのも有効です。
これらの要因の改善に加えて、当院では月経周期に合わせた施術も行っております。
妊娠を希望されていて、悩まれている方は品川駅港南口にあるリフレ鍼灸整骨院にご相談ください。
2020.10.31