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こんにちは、リフレ鍼灸整骨院の寺内です!
前回のブログではレム睡眠、ノンレム睡眠と成長ホルモンに関してお伝えしました。
↓↓↓
https://refreseikotsuin.com/bloglist/睡眠について①/
今回は体内時計の点から睡眠についてお伝えしていきます!
体内時計は脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という所にあります。
この時計によって、体の臓器がほぼ24時間周期のリズムで動いています。
これを概日リズムといいます。
例えば、私たちは基本的に
朝になると自然に目が覚めて、
決まった時間にお腹が空いて、
夜になると眠くなりますよね。
他にも、血圧や体温が高くなる時間や
ぜんそく発作が出やすい時間なども決まっています。
この概日リズムに深く関係しているのが、
メラトニンというホルモンになります。
このメラトニンは睡眠ホルモンとも言われています!
メラトニンは、24時間体内で分泌され続けています。
日中は分泌量が少なく、
夜になると分泌量が多くなります。
多く分泌されると、血圧・脈、深部体温を低下させます。
これにより睡眠に向かっていくと言われています。
要するにメラトニンが多く分泌されると、眠くなるということです。
ちなみに幼児期が一番多く分泌され、歳を取ると分泌量が減ります。
それを考えると、歳を取るごとに睡眠時間が短くなっていくのも納得できますよね。
そのため、メラトニンがうまく分泌されないと、睡眠に悪影響を及ぼします。
分泌量が少なくなる原因として、ブルーライトがあげられます。
ブルーライトは最近よく耳にする言葉だと思います。
この光はパソコンやスマホの画面に多く含まれています。
そしてヒトが見ることのできる光の中で最も強い光です!
ブルーライトの波長は380〜500nmと言われています。
紫外線の波長は400nm以下です。
紫外線に最も近い強いエネルギーを持っているのがこのブルーライトになります。
紫外線対策をやってる方は多いと思いますが、
ブルーライト対策をやってる方はまだまだ少ないと思います。
就寝前にスマホやパソコンを使うと、本来出るべきメラトニンが出にくくなります。
その理由は、ブルーライトを脳が日中の光と勘違いするからです。
紫外線に近い強いエネルギーの光なので、当然と言えば当然です。
メラトニンの分泌量が減ったことにより、
寝付きの悪さ、睡眠の質の低下の原因になってしまいます。
まずは、就寝前になるべくブルーライトを見ないようにしましょう!
それだけでも睡眠の質が変わってきます!
他にもブルーライト対策グッズもたくさんあるみたいなので、
それも併用して頂けるとなお、良いかと思います。
トリプトファン→セロトニン→メラトニン
この順番でメラトニンは生合成されます。
次回の寺内のブログでは、これらについてお伝えしていきます!
2020.2.15