こんにちは！
リフレ鍼灸整骨院の大倉です！

 

今回は貧血についてお話させて頂きます！

 

【貧血とは】

 

まずは、貧血を説明させて頂く前に
血液や赤血球についておさらいします。
我々の体を巡る血液は、体重の約13分の1と言われています。

 

 

体重50キロであれば大体4キロが血液となります！

この血液を製造しているのが、骨の中心部にある骨髄の造血幹細胞という部位です。

この細胞は絶えず赤血球、白血球、血小板などを作ってくれます。

そしてこの３つの内、貧血に関わるのが赤血球になります！

赤血球の数や赤血球に含まれるヘモグロビン量が減少してしまった状態が「貧血」になります。

ヘモグロビン鉄を含むタンパク質で構成されています。

つまり、タンパク質摂取量と鉄分摂取量どちらかが不足している場合、ヘモグロビンを作る事ができずに貧血症状へと繋がってしまいます。

次に貧血になる原因をもう少し深く見ていきましょう！

 

 

 

 

 

 

 

【原因】

 

 

栄養不足
→赤血球、ヘモグロビンを作るのに必要な栄養素(鉄、亜鉛、葉酸、ビタミンB12)が不足する。

 

骨髄の病気
→病気により骨髄で赤血球が正常に作られなくなる

 

脾臓の機能低下
→赤血球の寿命が約120日と言われており
120日経過した赤血球は劣化してしまっているので、新しい物に交換しなければいけません。

その為に古い赤血球を片付ける場所が脾臓です。
破壊が行われないと古い赤血球を使ってしまい酸素の運搬機能が高くないが故に貧血になってしまいます。

 

腎臓機能低下
→赤血球を作るのに骨髄が大切ですが
骨髄に赤血球を作るように指令を出すのが
腎臓から分泌されるエリスロポエチンというホルモンです！

このホルモンが正常に分泌されないと、鉄分タンパク質を十分に摂取していても赤血球が生成されない事によって貧血になります。

 

月経や大量出血
→頻発月経、過多月経などの異常月経による鉄欠乏性貧血や、胃・十二指腸潰瘍やガンなどにより、ヘモグロビンが不足し貧血になります。

 

赤血球の破壊
→細菌感染、免疫異常、激しい運動などで赤血球が破壊され貧血に至ります。

 

【オススメの食べ物】

 

貧血には日頃の食事改善が基本です！

また、症状によっては鉄剤などの貧血改善薬を利用することも必要になります。
まずは、規則正しくバランスのよい食生活による鉄分の摂取に気を配ってください。鉄分は肉や魚類などに多く含まれる「ヘム鉄」と、野菜や海藻、貝類などに多い「非ヘム鉄」があります。非ヘム鉄はヘム鉄に比べ吸収率が低いので、動物性食品と一緒にバランスよく食事で摂ることがポイントです。また、ビタミンＣ、カルシウムと共に摂ることで、より鉄の吸収率を高めることができます。

 

鉄分
→レバー、卵黄、あさり、しじみ、小松菜、ほうれん草、ごま、きくらげ、ひじき、のりなど

 

亜鉛
→牡蠣、スルメ、牛肉、レバー、鰹節など

 

葉酸
→のり、海藻類、レバー、大豆類など

 

ビタミンB12
→白鮭、しじみ、アサリ、煮干し、レバーなど

 

 

 

 

 

 

このように確認するとバランスよく栄養素を摂取できるのはレバーになりますね！
まずは食事から見直してみましょう！

 

☆当院では、患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの治療をしています。
「痛みが取れたら終わり」ではなく、メンテナンスや更なる私生活を快適に過ごせるようにサポートさせていただきます！

 

☆お身体に不調、お悩みがある方はぜひ一度リフレ鍼灸整骨院へ足を運んでみてください！
一緒に健康な身体を作り、健康寿命を伸ばしていきましょう！！

 

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2022.12.20