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皆さんこんにちは!!
リフレ鍼灸整骨院の藤田です!!
今日は「腸がどのように免疫と結びついているのか」の内の腸内のバリア機能編をまとめました!
専門的な内容も含まれますが最後まで見て頂けると腸についての理解が少し深まりますよ!
まず初めに、腸が免疫系について重要であるということを理解してください!
腸には約100兆個の膨大な数の細菌が常在細菌(通常人の腸内に存在している細菌)として住み着いていると言われています。
さらには、食べ物などが運ばれた際食べ物に付着しているウィルスや細菌、微生物が腸内に運ばれてきます。
腸には、食べ物を吸収するというとても重大な役割もあります。
吸収はしなければ生きてはいけないし、かといって細菌やウィルスなどを吸収してしまってはすぐに病気などにかかってしまいますよね。
そのため腸の機能は人が生きていくうえでもとりわけ重要なものになります!
腸には、粘液層という外敵からのバリアとして粘液が張り巡らされている層があります。
人は一日に数ℓ~数10ℓの粘液を分泌します。その粘液が微生物などを体外に排出する役目を持っています。
また、腸には糖衣と呼ばれるものも存在します。糖衣は膵臓の消化酵素を含んでいて、食べ物の最終的な消化を行っているとされています。(腸の後は便としてすぐに排出されるため)
なお、この部分での消化中に分解されたものとして、アミノ酸や単糖類(これ以上加水分解されず、数分で吸収されるもの)が存在します。
アミノ酸や単糖類は吸収されやすくなったものなので速やかに吸収されていきます!!
ですが、その一方ウィルスや細菌などの物質は糖衣を貫いてくることは簡単ではないとされています。。
そのため、この糖衣はバリアとしての機能も兼ねる存在になります。
更には、絨毛と呼ばれる一つ一つの毛のようなものの根っこの部分にパネート細胞という細胞があります。
この細胞は抗菌作用を有する分子を分泌します!このように細胞表面のバリアとして機能してくれる細胞たちに守られて腸内の環境は保たれています!!
まずもってこのバリア機能が正常に働かないと我々人間は生きていけません。
僕たちが何気なくいろんな食べ物を食べれているのは腸のおかげということです!
余談ですが、人が生まれる際には腸などの消化器官から作られていくそうです。
僕は正直心臓や又は脳の方が早いかと思っていたのでびっくりしました。
それくらい人にとって腸は大事なんだなと思ってくださいね!
腸内のバリア機能に関しては何となく理解できましたか?
腸内の特殊な免疫系に関しては次回まとめますので、次回の藤田のブログをお楽しみに!!
2020.4.13