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気象病について

皆さんこんにちは!リフレ鍼灸整骨院の藤田です!

 

最近は温かくなってきましたが、日によってはまだ気温が下がったりする日もありますね。天気も崩れることが多くなってきました。

 

という事で!今回は天気によって体調に変化が出る「気象病」と呼ばれるものについて簡単にまとめていきます!

 

お時間がある方はぜひ見てみて下さい!

 

気象病とは気圧気温などによって頭痛やめまいなどの不定愁訴や、リウマチなどの関節炎、または慢性的な関節痛が悪化してしまうことを総称したものです!

 

 

 

 

通常であれば、健康な人の皮膚、筋肉、関節などが日常生活の中で起こる程度の気圧や気温の変化で痛みや不調を訴えることはありません。

 

ですが、極端な低気圧や、低温にさらされた場合は気象病の方でなくともこのような症状は出てきます。(高山病など)

 

現在の気象病の研究では、これらの反応は前庭と呼ばれる耳の内側である内耳に存在する器官過剰反応が原因ではないかと考えられています。

 

この前庭という場所に気圧の受容器センサー)が存在しているとされています。

 

 

気圧が20hPaヘクトパスカル)程下がり始めた時点で気象病の方は不調が出てくると研究結果が出ています。

 

慢性的な体の痛みは気圧が上昇するにつれて落ち着いていく傾向にありますが、頭痛は気圧が上昇しても継続傾向にあります。

 

通常の気圧は平均すると1013hPaほどですが、台風の中心部は950hPaほどになるようです。台風が近づくと辛くなる方が多くなりそうですね。

 

 

主にこうした頭痛などの症状は先ほどお話しした内耳の前庭が過剰反応を起こしそれによって交感神経が反応することで痛みが起こる可能性が高いとされています。

 

 

 

臨床実験では気象病の方と通常の方で前庭部に電気刺激を促したところ、気象病の方は電気刺激後、めまいを感じたタイミングでは副交感神経と呼ばれる血管拡張作用のある神経が優位になっていました。逆に通常の健康な方は交感神経が優位になっていたことから、気象病の方は自律神経の反応が一般の人に比べて大きく違う可能性が示唆されています

 

 

 

片頭痛と呼ばれる気圧などで影響を受けるとされている頭痛のタイプは現代ではまだ発症の原因が解明されていません。有力な説としては三叉神経と呼ばれる神経が原因とされるものが一般的で、三叉神経により急激に血管が拡張してしまうことで頭痛が出るのではないかと言われています。

 

※三叉神経・・・脳神経の一部。眼神経や顎の神経を総称して三叉神経という。

 

 

ですが、今回前庭の気圧を感じる部分の過剰反応のことを調べると、血管拡張作用のある副交感神経が反応してしまう気象病の僕にとっては、副交感神経の反応が無関係であるとは思えませんでした。

 

 

 

前庭が過剰に反応してしまうメカニズムに関してはいまだ解明されていませんが、施術の際に自分が考えていることをお伝えします!

 

 

前庭に繋がるのは内耳神経と呼ばれる脳神経の一つです。通常脳神経に対しては直接アプローチをすることが難しいとされています。

 

 

ですが、顔面神経という脳神経は後頭骨の乳様突起と呼ばれる突起の前方を走行しています。

 

そして、この顔面神経は内耳へとつながる神経の一つです。(直接前庭へは繋がりません)

刺激された神経は、同じように走行をしている血管や神経にもその刺激を伝えます

 

そのため、内耳神経に対してではなく、体表に近い顔面神経にアプローチをするように意識をしていきます。

 

 

 

 

 

赤くなっている部分が顔面神経です!(厳密にいうともっと長いです。)

 

この部分を指先でぐーっと押していきます。指は一本で押してください!

 

これを継続してやることをお勧めします!!

 

 

 

ここまでご購読いただきありがとうございました。

 

かなり専門的な内容になのですが、頭の片隅に入れておいてください!

 

 

 

品川駅にお勤めの方。

港南口にお住みの方。

天王洲アイルに用がある方。

どんな方でも構いませんので、気軽にお越しください。

当院は、日曜祝日も診療しています。

 

気象病について気になる方はご連絡ください(^^)

 

 

参考文献

https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/29/2/29_153/_pdf

「気象変化と痛み」

名古屋大学動物実験支援センター 佐藤 純

2020.5.10

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