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前腕と肩の痛みの関連性~腕橈骨筋~

皆さんこんにちは!!リフレ鍼灸整骨院の藤田です!!

 

今日は腕の筋肉についてのお話をしていこうと思います!!

 

今回僕がお話する筋肉は、腕橈骨筋と呼ばれる筋肉です!あまり聞き馴染みのない筋肉だとは思いますが、知っておくと良い筋肉ですのでこのブログを見てざっくりとでいいので「腕橈骨筋」という筋肉を理解して頂けたらと思います!!

 

 

腕橈骨筋はこの筋肉です!

 

 

筋肉の図の方では青色になっている部分が腕橈骨筋に該当します!

 

ビールジョッキを持つときに働く筋肉なので、俗にBeer Muscle(ビールマッスル)ともいわれます(笑)

 

上腕から前腕部を通り、手首の方まで伸びている筋肉になります!

 

 

 

腕橈骨筋というものを理解する為に、肘を動かしている際の橈骨の動きを理解する必要があります!

肘関節を回内といって、手のひらを上から下に持っていく時の動きの時に、橈骨が大活躍をします!むしろほとんど橈骨しか動きません!

この回内という運動を行う際には橈骨に滑り運動が働くことでスムーズな肘の動きとなります。

 

補足として回内運動はコークスクリューブローを打つ際の腕の運動になります!はじめの一歩に登場する伊達英二というキャラクターの必殺パンチです!(笑)

 

 

肘関節回内運動・橈骨の滑り運動についての関係性は理解できましたか?

 

 

 

ではこの回内運動に対して腕橈骨筋が及ぼす影響とは!?

 

 

 

先ほど見て頂いた通り腕橈骨筋は肘の外側を通っています。

その際に、回内を行う際の橈骨の動きを腕橈骨筋が壁となって動きを阻害してしまう事があります。

 

また、腕橈骨筋自体が小さく固まってしまう事や歪んでしまう事によって、肘の外反角度が増加してしまいます。

 

肘の外反角度が増加してしまうと、常に肘が曲がっている状態が長時間続いてしまう為、上腕二頭筋という上腕の力こぶの筋肉が常に収縮状態になることで固くなってしまいます。

 

 

上腕二頭筋は肩の動きに深く関与している為、上腕二頭筋が固くなってしまうと、肩を上げる際や、肩を外側に開く動き(外旋)の際に上腕二頭筋自体に甚大な負荷がかかってしまうと肩の痛みに繋がっていきます。

 

 

 

まとめ・・・腕橈骨筋が固くなる→橈骨の回内の動きに制限がかかる→肘の外反角度が増加する→上腕二頭筋が固くなる→肩の動きが悪くなるといったメカニズムで肩の痛みに腕橈骨筋が関係しています!

 

 

手や肘を多く使うお仕事をされている方で肘の外反角度が増加している方は、腕橈骨筋を緩めることで、上腕二頭筋や肩を悪くしてしまうリスクを減らしていきましょう!!

 

 

腕橈骨筋を緩めるポイントは以下の部分です!

 

 

緩めるポイントを指で押さえつつ、回内運動などをしても効果的です!!

 

生活習慣などに起因して硬くなることが多い筋肉なので、継続して続けていくことが重要です!!

 

腕橈骨筋が100%肩の痛みの原因として関係するわけではないですが、手や肘を多く使っていてなおかつ、肘の外反角度が大きいかも・・・と思ったら腕橈骨筋のセルフケアを続けていきましょう!!

 

 

ご不明点などありましたらリフレ鍼灸整骨院までご連絡ください!!

2020.3.14

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