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こんにちは、リフレ鍼灸整骨院の寺内です。
最近は一気に寒くなり、ニュースでは10年に一度の寒波到来と話題になっていますね。
これからが冬本番ということで、
今回は冬場に気を付けたいヒートショック現象についてお伝えしていきます。
ヒートショック現象とは、
急激な温度変化により、血圧の急上昇・急降下により血管や心臓に負担がかかることを言います。
その結果、脳内出血や心筋梗塞、大動脈解離などの重大な疾患を引き起こす原因となります。
このヒートショック現象が原因で、亡くなる方は年間で約19,000人になると言われています。
これはヒートショックにより、意識を消失し、浴槽で溺死してしまう数も含めています。
溺死する9割が65歳以上の高齢者となっているため、高齢者は要注意です。
ここに関係してくるのが、「血圧の乱高下」と「急激な温度差」になります。
人間の身体には、体内環境を一定に保とうとする機能が備わっています。
夏と冬とでは外気温の差は激しいですよね。
しかし体温にほとんど差はありません。
これが一つの例です。
私たちの身体では寒いところに行くと、体温を上げようとする働きが起こります。
・血管の収縮によって血流を減少させ、体内の熱を外に出さないようにする。
・骨格筋の収縮によりふるえを起こし、熱を産生する。
この二つが無意識のうちに起きています。
反対に体温を下げるときには、
・血管を弛緩させ血流を促し、体内の熱を外に出す。
・汗腺を活発化させ発汗し、体内の熱を外に出す。
・骨格筋を弛緩させ、熱産生を抑制する。
といった働きが起きています。
人間の体温調整は5℃までしか正常な対応ができず、
10℃以上差があると負担がかかると言われています。
冬場になるとリビングなどは暖かいですが、
脱衣所やお風呂場は寒いですよね。
そこで10℃以上差があると危険です。
服を脱ぎ、寒いと感じると一気に血管を収縮させ血圧が上昇します。
浴槽に入り、温まると血管が弛緩し血圧が下降します。
さらに寒い脱衣所に出るとまた血圧が上昇します。
この血圧の乱高下があると血管や心臓に負担がかかります。
そのため温度差の激しい冬場にこのヒートショック現象が起こりやすいのです。
特に、
・65歳以上の高齢者
・動脈硬化、高血圧、糖尿病の方
・熱いお風呂が好きな方
・飲酒後の入浴をする方
・1番風呂が好きな方
・普段から水分補給が少ない方
はヒートショック現象が起こる可能性があるので注意が必要です。
簡単にできる対策方法
・家族がいる間にお風呂に入るようにする。
・脱衣所とお風呂場をなるべく暖める。
1番風呂は冷えているので要注意。
・お風呂の温度を42°以下に設定する。
熱すぎると心臓に負担がかかるため。
・ゆっくりと浴槽から立ち上がる。
血圧が下がっている状態で急に立ち上がると、立ちくらみを起こすため。
・入浴前に水を飲む。
以上に注意してもらえるとリスクは下がると思います。
今回は冬場に起こりやすいヒートショック現象についてまとめました。
65歳以上の高齢者と一緒に住んでいる方など、是非注意して頂ければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
☆当院では、患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの治療をしています。
「痛みが取れたら終わり」ではなく、メンテナンスや更なる私生活を快適に過ごせるようにサポートさせていただきます!
☆お身体に不調、お悩みがある方はぜひ一度リフレ鍼灸整骨院へ足を運んでみてください!
一緒に健康な身体を作り、健康寿命を伸ばしていきましょう!!
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2023.1.23