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こんにちは。リフレ鍼灸整骨院の行田です。
このご時世、免疫力をつけることは非常に大切になってきていますよね。
特に腸内環境を整えることは免疫力を上げることに直結してきます。
以前は便秘について書かせていただいているので、今回は下痢について書いていきます。
便秘のブログはこちら
〇下痢とは
下痢とはなんらかの原因により便の水分量が多くなり粥状や水様の便が出ることを言います。
〇下痢の分類
・浸透圧性下痢
消化・吸収の悪いものを摂取することで消化不良になり下痢を起こします。
薬の多量摂取やアルコールの飲み過ぎにより起こる下痢はこれに当てはまります。
アルコールを多量に飲むと、アルコールの分解に肝臓が働き、脂質を消化する胆汁が作られにくくなります。
それにより消化不良を起こします。
お酒を飲んだ次の日は下痢になる体験をしている方は多いのではないでしょうか。
揚げ物などはお酒のおつまみにとてもよく合いますが、腸にかかる負担はとても大きくなります。
お酒の量を減らしたり、おつまみを油の少ないものにするなどの工夫が必要になってきますね。
他にも牛乳を飲むと下痢になるという方も多いと思います。
これは牛乳に含まれる乳糖を消化するためのラクターゼという消化酵素の不足で起こります。
このラクターゼは幼少期では十分に保有しているのですが、成長と共に減少していき大人では殆ど保有していないと言われています。
その為、牛乳を飲むと消化不良を起こし下痢が起こりやすくなります。
お風呂の後のコーヒー牛乳はたまににした方が良さそうですね。
・滲出性下痢
腸が炎症を起こしていることにより液体がにじみ出て起こる下痢です。
これは腸に炎症を起こす潰瘍性大腸炎やクローン病という病気により起こる下痢です。
・分泌性下痢
食あたりなどの細菌感染やアレルギー反応により腸管内の分泌液が過剰に分泌されることにより起きる下痢です。
・腸管運動異常による下痢
ストレスなどにより腸の蠕動運動が過剰になることがあります。
それにより腸で水分吸収が行われる前に移動することにより水分を多く含み下痢となります。
過敏性腸症候群などはこれに当てはまります。
また、腸の機能が低下し水分の吸収が上手く行われなくなることもあり、それにより下痢になることもあります。
分類ごとに対策が変わってくるものありますが、基本的には腸内環境を整えていくことが大切になってきます。
特に消化不良により起きる滲出性下痢の方は少なくはないのではないしょうか。
腸内環境が整っていれば、乳糖の消化が上手くいかなくてもカバーできるとも言われています。
腸内環境を整えるには普段の食事内容や食事をする時間を気にして頂くことが大切です。
様々な説がありますが、酵素学では消化の時間はお昼の12時から夜の8時までと考えられています。
可能な限りその時間内に食事を済ませられると良いですよね。
食事内容は基本的にはバランスよく摂取することが大切です。
その中でも、酸化した油を使ったもの、添加物が多量に含まれているもの、砂糖を多量に使ったものは避けたいです。
他にも気をつけたいことはありますが、まずはこれらを実行していただくだけでも腸内環境に変化が起きるかもしれません。
できることから確実に行っていただき腸内環境を整えていきましょう。
腸内環境を整える為に当院ではファスティングを推奨・サポートしております。
腸内環境を整えて健康になりたいという方は品川駅港南口にあるリフレ鍼灸整骨院にご連絡ください。
2022.1.25