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アルコール分解②

こんにちは!リフレの寺内です!

前回は、『お酒って強くなるの?』というところから、

 

・アルコール分解の仕組み
・お酒の強さは遺伝で決まる!

 

この2点についてお話しました。

 

前回のブログを読んでない方は是非こちらも合わせてお読み下さい!

アルコール分解について

 

今回は、アルコール分解に関わってくる
MEOS(ミクロゾームエタノール酸化系)についてお伝えしていきます!

 

普段、私たちが口にするアルコールの主成分はエタノールになります。
そのエタノールはADH(アルコール分解酵素)によって分解されていきます。

 

ここまでは前回、お伝えしました。

 

 

MEOSは、シトクロムp450という酵素が働きます。
これは、本来、薬物分解に働く酵素です。

 

しかし血中アルコール濃度が上がってくると、
アルコール分解にも働き始めます!

 

つまり、お酒を飲み始めて、ほろ酔いくらいになってくると、
ADHとMEOSの両方でアルコール分解をします!

 

 

前回、『お酒の強さは遺伝で決まってるから強くなることはない!
とお伝えしました。

 

でも、実際『お酒強くなってるよなー』とか
最初よりは飲めるようになったよなー
ていう方いると思います!

 

自分もその1人です!

 

 

このパターンの人たちは、肝障害などの病気になってしまうリスクが、
グッと上がります!

 

要注意ですね。

 

MEOSはお酒を飲み続けると、
耐性がつき、アルコール分解によく働くようになります。

 

結果、アルコール分解がよく進むので、
お酒を飲める量が増えてくるということです!

 

では、なぜこのパターンの人たちが病気になるリスクがあるのでしょうか?

 

それは、
MEOSがアルコールを分解していく過程で
フリーラジカルを産生してしまうからです!

 

フリーラジカルとは物質が不安定な状態です。
よく似た言葉として、『活性酸素』があります!

 

フリーラジカルは不安定な分子です。
安定を求めようとして、身体の中を動き回ります。

 

そうすると、生体の膜が攻撃されていきます。

 

その結果、心疾患ガンなどの病気に繋がってくると言われています。

 

また、アルコール性の肝障害は肝小葉に多くみられます。
それは、MEOSが肝小葉に多く存在するからだと言われています。

 

もともとお酒が強かった人よりも、
途中からお酒が飲めるようになった人のほうが、
ガン肝障害になりやすいという研究結果も報告されています。

 

ちなみにアルコール依存症になりやすいタイプの人は、
もともとお酒が強かった人みたいですよ!

 

今回はMEOSの働きと悪影響について、お話しました。

 

MEOS自体が身体に悪さをするわけではないですが、
巡り巡って身体に悪影響を出しています。

 

 

特に、
『最初は飲めなかったけど、飲めるようになった人』
注意が必要です!

 

自分のペースで無理せずお酒を楽しみましょう!

 

 

品川駅にお勤めの方。
港南口にお住みの方。
天王洲アイルに用がある方。
どんな方でも構いませんので、気軽にお越し下さい。
当院は、日曜祝日も診療しています。

気になる方はご連絡ください^_^

 

2020.5.25

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