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こんにちは!
加島です。
マスクを着け続けて約1年半が経ちます。
このコロナが終息しない限りずっと着け続けることになります。
マスクをすることは感染のリスクを減らせるので大切です。
ですが、デメリットもあります。
マスクを着けはじめて、自分では原因のわからない不調はありませんか?
もちろん、在宅ワークが主流になり、椅子や机の変化による不調はあるかと思います。
その他にも運動不足やストレスなどもあるでしょう。
しかし、この1年半、身体の不調を起こしている最大の原因は『マスクによる耳のコリ』です。
耳のコリ?初めて聞いたと思いますが、本当なんです。
今から説明していきますね!
マスクをつけ始めて、耳が痛くなったことのある人は少なくないと思います。
こすれて痛い場合もありますが、多くの場合「耳のコリ」なんです。
その不調【耳のコリ】が原因
耳は「全身の縮図」といわれています。
耳全体に、胎児のように体を丸めて頭を下にした姿を投影し、耳たぶ付近が頭部、真ん中が胴体、耳の穴付近が腹、上の方が足、外側の耳輪が背中、耳の付け根付近が消化器や呼吸器、真ん中が神経、外側が循環器と排泄系にあたるとも考えられています。
耳には自律神経線維が多く分布しています。
耳たぶを含めた耳の外側部分には交感神経の繊維が、耳の穴を中心にした中心部には
副交感神経の繊維が密集しています。
交感神経とは、身体を興奮させる神経です。
副交感神経とは、身体をリラックスさせる神経です。
ということは、耳のコリがあることで、自律神経のバランスが崩れてしまい働きが乱れます。
自律神経の働きが乱れると、内臓や血管の働きが低下します。
これで身体の不調の完成です。
自律神経のバランスが乱れて、内臓や血管の働きが悪くなると、
肩こりや腰痛に収まらず、むくみや生理不順にまでなってしまいます。
さらに、ここからがより重要です。
耳のコリがあり硬い人は、認知症、糖尿病、心筋梗塞、狭心症になりやすいです。
認知症
耳が硬いと、耳から上の血流が悪いことを表します。
耳から上の大切な臓器として脳があります。
脳の血流が悪くなると脳に栄養が行かなくなり認知症のリスクが上がります。
心筋梗塞・狭心症
耳は心臓の形に似ており、発生学的にも近い存在とされていますが、シカゴ大学医学部の教授だった方が、『耳たぶと心臓病』について研究を発表しています。
耳たぶにシワのある人が心臓発作などの心臓疾患で死亡した件数は、シワのない人の3倍になることがわかりました。
耳たぶのシワ体内の動脈硬化が進んでいる証拠です。
糖尿病
耳たぶの下あたりに耳下腺があります。
耳下腺は消化酵素のアミラーゼを生産する点などで、すい臓と似た働きをします。
すい臓のβ細胞から分泌されるインスリンの不足で起こる糖尿病が発症すると、すい臓の
働きを助けるために、代償的に、耳下腺が晴れてくるというのが長崎大学医学部教授のご見解です。
反対も言えるはずです。
耳下腺が晴れることにより、消化酵素のリパーゼの分泌が減り、すい臓の働きを助けられなくなる。この可能性もあります。
そうなると、耳のコリが原因の糖尿病もありうるということです。
このよう耳のコリは全身の不調のみならず、病気まで招いてしまいます。
普段から自分の耳を触って硬さを確認してみましょう。
硬ければ、優しく耳をもんだり、引っ張ったりして柔らかくしてみましょう!
2021.8.30