こんにちは。リフレ鍼灸整骨院の行田です。

 

 

毎月生理痛に悩まされている方、薬を飲んでも痛みが出る、薬に頼りたくないという方に少しでも役立ててもらえたらと思います。

 

 

 

 

生理痛の原因

 

 

実は生理痛の原因やメカニズムは完全に解明されていないです。

 

 

現在よく言われているのが“プロスタグランジン説”です。

 

 

プロスタグランジンは疼痛誘発物質といって痛みを増幅させる作用があります。

 

 

プロスタグランジン単体では痛みを発することはなく、プロスタグランジンとは別に疼痛物質というものがあります。

 

 

疼痛物質とプロスタグランジンが合わさることによって強い痛みを引き起こします。

 

 

プロスタグランジンは排卵後から徐々に分泌され始めて、月経時にはピークに達します。

 

 

とういのも、プロスタグランジンは子宮の収縮を促して月経血の排出に関わってきます。

 

 

それ故、プロスタグランジンが生理痛の原因ではないかということが有力視されています。

 

 

 

自律神経との関連を考察する

 

 

 

自律神経という神経は体の全身に張り巡らされていて様々な機能を果たしてくれています。

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、お互いに上手くバランスを取り合っています。

 

 

例えば日中活動している時は交感神経が働き血圧や心拍数を上げて体を活動的にしてくれます。

 

 

休憩時や睡眠時は副交感神経が働き血圧や心拍数を下げてリラックスした状態にしてくれます。

 

 

内臓器も自律神経によりコントロールされています。

 

 

胃腸などの消化器系は副交感神経で働き、交感神経で抑制されます。

 

 

このように自律神経は人が生きていくうえで欠かせないものです。

 

 

ただ現代ではストレスや食習慣の乱れなどから自律神経の乱れが起きやすくなっています。

 

 

実は自律神経が乱れると生理痛を引き起こしやすくなります。

 

 

何故かというと子宮の収縮は自律神経により行われているからです。

 

 

先ほどのプロスタグランジンが自律神経に働きかけて子宮が収縮を起こします。

 

 

つまり自律神経のバランスが整っていればプロスタグランジンが必要以上に分泌されずに済みます。

 

 

自律神経のバランスが崩れていると過剰にプロスタグランジンが分泌され子宮が過度に収縮を起こすことになります。

 

 

すると子宮は貧血状態になり疼痛物質を生み出します。

 

 

その疼痛物質と多量に分泌されているプロスタグランジンが合わさることにより強い生理痛が起きると考えられます。

 

 

また、自律神経は血流にも関係しているので、子宮の血流が元々悪い状態だと少しの収縮でも貧血状態を起こすと考えられます。

 

 

それにより月経時に子宮が収縮すると共に痛みが発生している可能性もあります。

 

 

自律神経を整えることは容易ではありませんが、少しずつ習慣を変えていくと整いやすくなります。

 

 

 

腸内環境と自律神経

 

近年の研究では腸内環境と自律神経は互いに影響しあっていることがわかってきています。

 

 

つまり腸内環境を整えることができると自律神経も整いやすくなります。

 

 

旅先で便秘になるのはいつもと違う環境でストレスを感じ交感神経が過剰に働くことが原因です。

 

 

 

 

自律神経が腸に影響する経験は体感している人が多いのではないでしょうか？
 

逆に便秘やお腹の張りが解消されたことにより呼吸が深くなったり、睡眠の質が上がった経験をされたことはありますでしょうか？
 

 

 

 

腸内環境が整うことにより自律神経の働きが正常化することにより起きている現象です。

 

 

 

腸内環境を整える

 

 

 

 

腸内環境を整える手段はいくつかあります。

 

 

今回はその1例を紹介させていただきます。

 

 

１．タイムスケジュールを守る

 

体内には１日の適切なタイムスケジュールが存在します。

 

 

４:00～12:00は排泄の時間。

12:00～18:00は消化の時間。

18:00～4:00は回復・吸収の時間。

 

 

消化の時間以外に食事を摂ると消化能力が落ちている時間ですので腸に負担をかけます。

 

 

消化不良を起こすと腸内で腐敗が進み悪玉菌の増殖に繋がり腸内環境が乱れます。

 

 

 

２．食品添加物の多い食品は避ける。

 

食品添加物は消化されにくいことで有名です。

 

 

消化不良を起こして腸内環境の乱れに繋がります。

 

 

とはいえ食品添加物を完全に避けることは現実的ではありません。

 

 

食品添加物を多く含むコンビニ食や加工食品、スナック菓子などを減らしていく努力が必要です。

 

 

 

３．揚げ物は自宅で

 

外食などの揚げ物は何回も使いまわされた油が使われています。

 

 

酸化した油は腸内環境を乱すことになるので、揚げ物を食べたいときは自宅で毎回新しい油を使って調理したものの方が腸への負担が少ないです。

 

 

個人的にはこめ油で揚げると腸の負担が少ないように感じます。

 

 

 

これら以外にも気をつけたいことや対策がありますので近く紹介させていただきます。

 

 

少しずつで大丈夫ですのでできることから変えていけると良いですね。

 

 

 

☆当院では、患者様一人一人に合わせたオーダーメイドの治療をしています。

「痛みが取れたら終わりではなく、メンテナンスや更なる私生活を快適に過ごせるようにサポートさせていただきます！

 

 

☆お身体に不調、お悩みがある方はぜひ一度リフレ鍼灸整骨院へ足を運んでみてください！

一緒に健康な身体を作り、健康寿命を伸ばしていきましょう！！

 

 

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2023.8.22