ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
皆さんこんにちは!リフレ鍼灸整骨院の藤田です!
今回は背骨と猫背についてまとめていこうと思います!
僕らが行うモルフォセラピーという骨格矯正を特に背骨のズレを矯正することを重用視しています!
背骨の構造から理解することで、皆さんが日常生活の猫背姿勢を見直すきっかけになれば幸いです(^^)/
ではいきます!!
〇背骨の構造
背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の合計33個の椎体と呼ばれる骨から形成されています。
成人の場合は通常仙椎と尾椎がそれぞれ癒合して仙骨と尾骨と呼ばれています。
また、肋骨は左右12対ずつ存在していて、直接背骨と関節を構成しています。
そして、特に覚えて頂きたい構造として人の背骨にはカーブがあるという事です。
S字のカーブがあるということは皆さんも聞いたことがあると思います。
カーブの特徴を理解することで、日常生活における姿勢に意識が変わります。
〇背骨のカーブ(湾曲)構造
背骨は上記の図のように、頚椎が前弯(ぜんわん)、胸椎が後弯(こうわん)、腰椎が前弯、仙骨尾骨部が後弯をしている構造となっています。
この構造は上からかかる重力を効率よく分散させるだけでなく、脊椎の種々の関節の連動性を上げる役割もあるため流動的な、いわば動きやすい関節の構造となっています!
関節として固定力のある構造でありながらも、動きを出すための構造が生まれながらにして備わっていることには感動を覚えました。
前述した前弯の角度は頚椎<腰椎となっています!
頚椎と腰椎は前弯している為、脊椎と脊椎の間にある椎間板という組織が、前側に厚くなった形態(前側に肥厚している)をとっています。
⇧この情報大事なので覚えておいてくださいね(^^)/
現代社会において、猫背ってとても多いですよね。
デスクワークの方を始め、立ち仕事の方も前屈みになることが多かったりすると思います。
関節の構造上、猫背などの前かがみの状態では脊椎における頚椎と腰椎の弯曲角度が平坦化、又は減少します。
猫背の状態とは、ストレートネックを助長してしまう要素でもあり、腰の背骨の湾曲を減少させてしまうものなんです。
更に、猫背の姿勢は胸椎の後弯を助長させる要因でもあります。
極端な胸椎の後弯は肺が膨らむための体腔を減少させてしまうことがあります。
人の細胞は酸素がないとエネルギーを作り出すことが出来ません。
怪我の回復にも栄養や酸素が必要になります。
エネルギーは筋収縮や代謝などにも必要不可欠なので、猫背が酷く呼吸が浅い方は怪我の治りも遅く、筋肉を動かすためのエネルギーを作れない為にストレス物質が増大しやすい傾向にあります。
人の体の痛みの原因はストレス物質が神経を刺激する為に起こる反応なので、お怪我の原因にもなります。
注意しましょう!!
さて、ここまでで猫背の姿勢による悪い影響はある程度ご理解いただけたかと思います。
ここからは先ほど大事だとお伝えした椎間板が前側に肥厚していることが何故重要なのかお話していこうと思います!
〇椎間板が前側に肥厚していることで起こる症状
ストレートネックや猫背の姿勢で頚椎と腰椎の前弯が減少または平坦化するとお話しましたね。
前弯が減少していくと、前方に肥厚した椎間板が押しつぶされてしまいます。
椎間板と聞くと何か思い当たる病名はありませんか?
そう・・・
椎間板ヘルニアです。
広く知られている椎間板ヘルニアは頚椎と腰椎に起きます。
椎間板ヘルニアは潰された椎間板の中から髄核というものが後ろ側に飛び出て脊髄神経を圧迫するために起こるとされています。
頚椎と腰椎で起こるのは前弯という背骨の構造が破綻することが要因なんです。
猫背などに気を付けているつもりでも、気を抜いてしまうと猫背になるという事はとても多いです。
椎間板ヘルニアは、片側または両側の腕や足に痛みや痺れが起こる恐ろしいものです。
朝起きた時に動けないくらい痛む、痺れが強くて眠れないなど強い症状が持続することも多々あります。
このように日常生活での不良姿勢の連続が椎間板ヘルニアの恐ろしい症状を起こす引き金になりえます。
もちろん猫背の姿勢を改善することは可能です。
施術やあなたの意識1つで変わることは多くありますので、いつでも頼ってくださいね(^^)
2021.11.15