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こんにちは!
リフレ鍼灸整骨院の雨宮です。
今回は巻き爪に関連した『陥入爪』についてお伝えしていきます。
一般的に陥入爪とは、爪の側縁先端が周囲の皮膚に食い込み、皮膚に炎症を起こした状態のことを言います。
主に足の親指に発症することが多く、皮膚に痛みや発赤、腫れを引き起こします。
陥入爪を発症すると、局所の感染症を併発することもあります。
〈原因〉
爪の切り方(深爪)が原因のことが多いです。
本来爪がある部分に爪がないために、皮膚が盛り上がってきてしまうと言われています。
また、足のサイズにあっていない窮屈な靴を履いていることも考えられます。
〈症状〉
皮膚が爪に食い込み炎症が生じ、痛みや腫れ、発赤を起こします。
悪化すると、肉芽形成が起き出血を伴います。
さらに出血など皮膚が開放されている状態が続くと、感染症を併発することもあり、重篤な場合は皮膚の潰瘍や壊死を起こすこともあります。
このような重篤な合併症は『糖尿病』に罹患されている方に生じやすいです。
〈検査〉
基本的に局所の所見をもとに行います。
糖尿病が存在すると陥入爪の症状が悪化しやすいため、血液検査にて糖尿病の病状コントロールを推定することがあります。
〈治療法〉
軽症であれば、セルフケアでも改善されます。
テーピングを使用し、爪と皮膚の距離を保つ力を加えます。
また、爪と皮膚の間にコットンを置いて直接的な接触を減らすことも可能です。
重症化した場合は医療機関にて
・爪の切除
→食い込んでいる爪を一部切除しますが、再発の可能性もあります。
・弾性ワイヤー矯正
→爪の先端に2つの穴を空け、そこに形状記憶ワイヤーを通し、固定します。
・フェノール腐食法
→爪の根元を根本的に対処する方法ですが、爪の変形も懸念されます。
・VHO療法
→爪の両端をフックで引っかけて食い込んだ爪を持ち上げる方法です。
細菌感染を合併した場合には、抗生物質入りの軟膏を塗布します。
〈予防〉
陥入爪は爪の切り方が原因となるため、爪の切り方が大切になります。
短くしすぎたり、爪の白い部分を全部切ってしまうと、誘発されやすいです。
爪の形が四角になるのが理想とされています。(スクエアオフカット)
そしてサイズの合わない靴を履いていると陥入爪や巻き爪の原因になるため、自分のサイズにあった靴を履くことをオススメ致します。
当院では、プラスチックの特殊なプレートを使用し、短い爪を補い新しく爪を作るように補正します。
無理に爪を引き上げるものでなく、正しい爪の長さを作り上げることで皮膚の盛り上がりが抑えられるようにします。
ほとんどがその場で痛みが改善されます。
短く切りすぎた爪が伸びてくるまで、時間がかかるので1か月~2か月の間はプレートを装着したままになります。
しかし靴下も靴も問題なく履け、運動も問題なくできますので、日常生活に支障は起こりません。
もちろん麻酔をしたり爪を切除したりすることはないため、補正中も痛みを伴うことはありません。
補正前
補正後
ただし、肉芽形成されていて出血を伴うものに関しては、感染症のリスクがあるため、その場で補正ができません。
一度、皮膚科などの医療機関に行くことをお勧めします。
軽度・重度の巻き爪や陥入爪の対応をしております。
長年悩んでいた方、以前病院で治療したが痛くてやめてしまった方、再発してしまった方などにご来院頂き、大変喜んでいただいております。
品川駅港南口から徒歩3分『リフレ鍼灸整骨院』
整体・鍼灸治療・側湾症・巻き爪補正に特化している院です。
巻き爪・陥入爪でお悩みの方は雨宮にお任せください!
巻き爪・陥入爪に関しては、無料診断も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
2021.12.25