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こんにちは。リフレの行田です。
便秘で悩んでいて既に様々な対策を取られている方が多いと思います。
便秘に対しての理解をさらに深めることにより今まで以上に的確な対策が取れるようになってもらいたいと思い便秘について書かせていただきます。
〇便秘とは
便秘は3日以上排便が無い状態と定義されていますが、毎日出ていても量が少なく便は硬く、排便時に痛みや辛さを感じている場合は便秘となります。
毎日出ているから自分は便秘ではないと考えている方は少なくありません。
〇便秘の種類
便秘には腸管狭窄など器質的な便秘もありますが、殆どはストレスなどが原因になる機能的な便秘が多いです。
器質的な便秘に関しては医師の先生の指導に従い対策を行ってください。
機能的便秘には以下のものがあります。
・痙攣性便秘
腸の蠕動運動が不規則になり過度に腸の収縮が起きて内容物が通過することができずに便秘になります。
旅行先や緊張する場面などで便秘になるのは痙攣性便秘です。
原因は精神的ストレスによるものが大きいと言われています。
諸説ありますが、胃腸内にはセロトニンと結合する受容器が存在しており、ストレスを受けるとセロトニンがその受容器と結ぶ付きます。
それにより腸の蠕動運動が起きるのですが、その蠕動運動が過剰に行われることが知られています。
その為、水分吸収が行われずに内容物が通過することもある為、下痢を起こすこともあります。
対策としては食物繊維の中でも水溶性の食物繊維を摂ることが推奨されています。
例えばキャベツ、大根、わかめ、大豆、こんにゃくなどです。
ごぼうなどの不溶性の食物繊維を摂ると腸内の便のかさが増えることにより腹痛の原因になることがあります。
・弛緩性便秘
痙攣性便秘とは逆で蠕動運動の機能が低下することにより起こります。
蠕動運動の機能低下により内容物の水分が吸収されすぎることにより便が硬くなります。
高齢者ややせ型の女性に多いのが特徴です。
排便時に使う腹筋のインナーマッスルの筋力低下も原因の一つとして考えられます。
腹横筋は複式呼吸の空気を吐くときに使われる筋肉でもあります。
空気を吐き切った状態で数秒止めるトレーニングを行うことも良いです。
弛緩性便秘は副交感神経が抑制されて起きている状態である為、ウォーキングなど軽い運動を続けていくことも大切です。
・直腸性便秘
便が直腸まで送り出されているにも関わらず便意が生じずに起こる便秘です。
直腸内で便が溜まる為、水分が吸収されて便が固まり蓋をしてしまっている状態です。
便意は直腸内部の腸壁が刺激されることにより骨盤神経を伝わり脳に伝えられます。
対策としては決まった時間にトイレに入ることや骨盤のズレを整えることも有効です。
これら以外にも消化に負担のかかる添加物や肉類、砂糖、酸化油などを過剰に摂取していたり、
食事量が過多になっていても便秘を起こします。
当院では胃腸をリセットするファスティングも推奨、サポートしています。
便秘でお悩みの方は品川駅港南口にあるリフレ鍼灸整骨院にご連絡ください。
2021.10.25