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つわりとその対策

 

つわりとは妊娠5週前後から12週前後にかけておきる嘔吐や味の嗜好の変化のことをいいます。

 

その中でも嘔吐を繰り返し脱水状態や栄養障害を引き起こすものを妊娠悪阻と呼びます。

 

 

 

 

〇つわりの原因

 

つわりの原因は現在のところ明確にはなっていません。

 

その中でもいくつかの説があります。

 

①ホルモン説

妊娠すると急激に女性ホルモンの分泌が上昇します。

 

 

それにより脳にある嘔吐中枢を刺激してつわりが起きると考えられています。

 

 

②自律神経説

ホルモンバランスと自律神経は互いに作用し合います。

 

妊娠に伴う急激なホルモンバランスの変化が自律神経のバランスに作用し

つわりが起きると考えられています。

 

 

③アレルギー説(免疫説

人は自分のものとは違う組織に攻撃を行う免疫機構があります。

赤ちゃんも例外ではありません。

 

それを防ぐために胎盤から分泌される女性ホルモン(ヒト絨毛性ゴナドロピン)により

赤ちゃんへの免疫による攻撃から耐えられるようになっています。

 

免疫による攻撃が勝った時につわりが起きると考えられています。

 

 

実際には、これらの要因が重なり合いつわりが起きていると考えられています。

 

 

〇つわりで辛い時の食事

 

つわりがひどい時に食事を摂るのはかなり辛いですよね。

 

同じつわりでも人によってダメな味、匂い、食材は違います。

 

一旦栄養バランスは置いといて食べられるものや飲めるものを摂取することを

お勧めします。

 

わりと共通して大丈夫なのが柑橘系です。

 

この時期はお水がダメになる方もいます。

 

柑橘系のジュースで水分補給をするのも良いです。

 

 

 

 

また、すぐにエネルギーになる炭水化物も摂取したいので、

 

お米、パン、うどん、パスタなど自分が大丈夫なものを選んで摂取するのも良いです。

 

 

 

 

〇東洋医学から見たつわり

 

東洋医学では胃の氣の流れは下降すると考えられています。

 

胃に入った食べ物が消化されて腸へと送られるのも胃の氣の影響と考えます。

 

その胃の氣が上に逆流することによりつわりがおこると東洋医学では考えます。

 

生理的に妊娠すると氣の流れが滞りやすくなります。

 

それにより行き場を無くした氣が胃の氣と一緒に逆流しやすくなります。

 

胃の氣が逆流する要因をタイプ別に見ていきましょう。

 

 

〇元々胃腸が弱いタイプ

元々胃腸などの消化器の弱さがあると影響を受けやすくなります。

 

 

〇ストレスタイプ

元々ストレスに弱く、ストレスがかかると胃腸の不調が起きやすい体質だと

影響を受けやすくなります。

 

 

〇水太りタイプ

普段から油物や味の濃いものを好んで摂取していると影響を受けやすくなります。

 

 

つわり中は共通して食べられるものを探して摂取するのが良いです。

 

つわりの時期が終われば、体質を少しでも改善していけると良いですよ。

 

つわりが辛くて悩んでいるという方、

一旦つわりが治まったけど妊娠後期にまたつわりがひどく出るんじゃないかと心配な方、

 

品川駅港南口にありリフレ鍼灸整骨院に一度ご相談ください。

2020.12.18

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