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こんにちは。リフレ鍼灸整骨院の行田です。
今回は月経前症候群(PMS)についてわかりやすくまとめました。
毎月来る辛さ、、、考えるだけで嫌になりますよね。
感情のコントロールができなくなり自己嫌悪におちいったりしないでしょうか?
このブログを読んで少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
月経前症候群(以下PMS)は、月経前3日~10日の間続く身体的あるいは精神的症状で、
月経発来とともに減退ないし消失するものと定義されています。
身体的症状
・頭痛
・腰痛
・乳房の張り感や痛み
・下腹部痛
・便秘
・下痢
精神的症状
・イライラ
・不安
・抑うつ
・緊張感
・集中力低下
・疲労感
〇PMSの原因
PMSの原因はまだ解明されていません。
ですが、様々な説があがっており、その中でも有力なのがセロトニン説です。
セロトニンは脳内や腸内に存在し、脳内では神経を繋ぐ伝達物質として働きます。
セロトニンが正常に分泌がされることにより、精神は安定し、
感情をコントロールすることができます。
脳を興奮させるノルアドレナリンは正常の範囲内の分泌量であれば、
やる気や集中力の向上に繋がりますが、
過剰に分泌されると攻撃的になったり、パニック障害を引き起こすと言われています。
このノルアドレナリンの分泌が過剰にならないようにセーブしてくれるのもセロトニンです。
PMSの症状を持っていない方に比べてPMSの症状を持っている方は、
セロトニンと脳の興奮を抑える物質であるGABAの分泌量が少ないという研究結果が出ています。
また、PMSの症状を持つ方にセロトニンの分泌を促す薬を投与すると、
症状の改善がみられることからもセロトニン説が有力とされています。
セロトニンを増やすには、セロトニンの材料であるトリプトファンという必須アミノ酸を摂取することが大切になってきます。
〇セロトニンを増やすには?
朝にトリプトファンを摂取することにより日中に太陽の光を浴びてセロトニンが生成されます。
朝食にトリプトファンを含む食材を摂取して頂けると効果的です。
トリプトファンを多く含む食材は、
豆腐、味噌、納豆などの大豆製品。
チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や穀類です。
〇東洋医学からみたPMS
東洋医学では、PMSの症状が出る生理周期は氣が充満している時期にあたります。
その為、氣のコントロールが上手くいかないと、氣の巡りが悪くなり、
張りや張ったような痛みが、お腹や腰、乳房に起きやすくなります。
また、氣のコントロールが上手くいかないと、その滞っている氣が胃に流れ込む傾向にあります。
そうすると、胃痛を起こしたり食欲を落としたりします。
氣は温める効果があり、同じ場所に停滞すると過剰な熱になることもあります。
そのような状態になると、過剰な食欲を起こすこともあります。
また熱は上に昇る性質がある為、頭痛やイライラを起こす要因にもなります。
東洋医学では、血は氣により運ばれ全身を巡り、血は精神を栄養すると考えられています。
氣の巡りが滞りと血も滞り、精神の栄養が損なわれます。
精神の栄養不足が起きると、落ち着きが無くなったり、無気力になったり、
不眠に繋がったりもします。
月経が起こると、氣も血と一緒に排出される為、症状は治まっていく方向に働きます。
東洋医学での見方では、氣の流れを整えることが大切になってきます。
〇氣の流れを整える方法
①40分間のウォーキング
景色を見ながらウォーキングするとより効果的です。
②柑橘系の入浴剤を入れてお風呂でリラックスする
柑橘系の匂いは氣の流れを整える作用があります。
③太ももの内側のストレッチ
太ももの内側には肝のツボの流れがあり、肝は氣の流れに密接の関係します。
この3つの内の1つでも良いので、一度試してみてください。
また、PMSで悩まれている方は一度、品川駅港南口にあるリフレ鍼灸整骨院にご相談ください。
2020.9.27