治療事例
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腰の脊柱起立筋という筋肉部分に痛みを訴えて来院されました。
痛みは午前中から出始めたようです。
痛みを訴えられている腰の筋肉部分には確かに筋緊張がありましたが、左右差はそれほどありませんでした。
捻挫や挫傷など関節や筋肉を痛めると炎症症状が出ます。
肌の色は炎症により赤くなり、熱感も出ます。
ですが、炎症反応はない状態でした。
痛みの出方は鈍痛ですが強く痛むようです。
お身体の状態を検査していくと骨盤の関節である仙腸関節のひっかかりが強く出ていました。
また三角形の形をした仙骨という骨盤の骨の所はむくみが強く出ていました。
今年は暖冬から急に冷え込んだため、冷えが身体に入ってきやすくなっています。
元々骨盤周りは冷えに弱いです。
その為仙腸関節の歪みが起き、ひっかかりが強く出ました。
腰の痛みは直接そこの部位の問題ではなく仙腸関節からの関連痛の要因が大きいと判断し施術しました。
整体で歪みを整えるのと、部分的に鍼も使い調整しました。
その場で痛みはほとんど改善しましたが、まだ安定したわけではありません。
2回目の施術から灸によって温める施術を行っていきました。
計3回の施術で完全に痛みが消失しました。
今回の症例は温めることにより早く改善していった例です。
2019.1.23