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首肩の痛みに繋がる歯ぎしり

・30代
・女性
・デスクワーク

1.発生理由

以前から辛さが出ている。

2.受診理由

ずっと辛いのでちゃんと治そうと思い来院されました。

3.体の状態と施術内容

以前から首肩が凝っていて顎も痛くなったり頭痛がでることも多いようです。

頭痛の頻度は毎日あり、痛みが治まってはまた痛み出したりの繰り返しのようです。

首肩の状態は首から肩にかけて繋がる僧帽筋という筋肉や首の側面に位置する胸鎖乳突筋という筋肉の緊張が顕著に出ていました。

首の後面では頭を支える後頭下筋群の緊張も強く出ていました。

これらの場所は自律神経の乱れが起きても緊張を起こしやすい箇所です。

またこの方の場合は、無自覚ですが歯ぎしりをしていると指摘を受けたことがあるようです。

噛む筋肉の緊張は強く、歯医者でも歯が削れていると言われているようです。

マウスピースは作ったけどもつけていないとのことでした。

噛む筋肉と首の側面にある胸鎖乳突筋は緊張が連動しやすく、歯ぎしりにより緊張を起こしている可能性が高いです。

胸鎖乳突筋は頭を支える重要な筋肉でもある為、そこが機能しないと他の場所にシワ寄せがきます。

そのシワ寄せにより首の後部にある後頭下筋群の緊張が起きている可能性があります。

またこの方はストレスを感じやすい体質でもある為、交感神経の過度な緊張により歯ぎしりを発生させたり、筋肉の緊張を誘発していると考えられます。

首の形はいわゆるストレートネックやスマホ首などと呼ばれているような正常なカーブが減少した状態にありました。

そのような状態にあると、自律神経は乱れやすく、歯ぎしりも起こしやすい環境となります。

鍼灸施術でツボを使い自律神経へのアプローチや緊張部分の緩和を行い、モルフォセラピーで首のバランスを調整しました。

施術後、自覚的にも軽さを感じられていました。

自宅でのセルフケアを行ってもらうのに加えて、正しい枕も使ってもらいました。

施術も続けさせていただき、1か月半後には歯ぎしりの形跡もなくなっていき、首肩の辛さも感じにくくなられました。

今は月に1~2回程のメンテナンスにいらしていただき良い状態を保たれています。


4.受診後の患者さんの感想

もっと早く来ればよかったです。枕も凄く楽ですと喜んでいただけました。

☆当院では、その方の生活背景や癖など、1人1人の不調の原因を見極めるように努めさせて頂いております。

・どこに行っても良くならない痛み
・施術してもすぐに痛みが戻ってしまう

1人1人の原因を見極めることによりこのようにお悩みの方に対しても喜んで頂いております。


品川駅にお勤めの方。

港南口にお住みの方。

天王洲アイルに用がある方。

どんな方でも構いませんので、気軽にお越しください。

当院は隔週で日曜日も診療しております。

気になる方はご連絡ください(^^)

2022.8.8

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