治療事例
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30代女性、背伸びをした時に痛めて来院されました。
首の屈曲と右回旋で肩甲骨の上の所に痛みが出ます。
その他にも頚椎という首の所にある背骨と胸椎という背中の所にある背骨がズレていました。
治療としてはまずうつ伏せになっていただき、痛めている周りの筋肉に対して調整を行いました。
次に胸椎のズレを治した後、
仰向けになっていただき、胸肋関節という両胸の間にある関節のズレを治しました。
なぜ肩の痛みなのに、身体の前側の治療をするのかというと、
胸椎は肋骨と関節を作っています。肋椎関節と呼ばれる関節です。
またその肋骨は身体の前側で胸骨と呼ばれる骨と関節を作っています。
これが胸肋関節です。
胸椎がズレることによって、力の逃げ場を失った肋骨が胸骨の所へ逃げようとして、
そこでズレが起こるのです。
ですので、肩の痛みでも身体の前側からも調整を行います。
胸肋関節の調整後、痛みが出る動きをしてもらいました。
すると痛みは無くなったと言われました。
しかし仰向けの状態から起き上がるときに痛みが出ると言われました。
それはまだ首のズレが正しい位置に戻りきっていなくて出てきた症状ですので、
最後に座っていただいている状態で首にアプローチをして改善しました。
2018.6.9