治療事例
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じっとしていても腰が痛い方が来院されました。
4~5年前から腰と骨盤の境目の部分の痛みが出やすい。
痛みの程度は波があり、今はじっとしていてもズキズキ痛み、
腰をそらすとさらに痛いという状態です。
その他の気になる症状は、
足の冷え・むくみ、月経痛、便秘です。
元々側弯症と診断されています。
側弯症があると、側弯症によって痛みが出ていると思われる方が多いです。
側弯症によって痛みを感じるのは、変形が進んでいる時です。
変形が止まった後は側弯症による痛みは起こりません。
ですが、側弯症があることによって生活の中で身体が歪みやすくなるということはあります。
ここでいう変形は側弯症のように骨の位置が左右のS字に曲がっていることを指します。
歪みは背骨がズレたり倒れ込むようなことを指します。
厳密には変形とひずみと表現した方がいいかもしれませんが、上記の意味合いで伝えさせて頂きます。
この方も骨盤の仙骨と呼ばれる逆三角形の骨の歪みが強く出ていました。
この仙骨の歪みが強いと腰の痛みが出やすくなります。
それだけでなく、仙骨からは足に向かう坐骨神経が出ていたり、
お尻の筋肉に分布する神経が出たりします。
また副交感神経(リラックスの神経)の繊維も仙骨の奥にあります。
仙骨はかなり重要な骨なのです。
その仙骨の歪みが強いことにより、足の冷え・むくみ、月経痛、便秘があったのです。
調整は仙骨やそれに付随して起きている歪みに対して矯正を行いました。
その場で痛みはなくなり、計3回の調整で安定して痛みがなくなりました。
長年の腰痛だったり、側弯症だったりしても諦めずに是非ご相談ください。
2018.7.2