治療事例
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のぼせ感があり、熱が身体の中にこもっている感覚で身体のふらつきがある方が来院されました。
自律神経の乱れから交感神経が過敏になっているとこのような症状が出ます。
東洋医学ではこのような場合は東洋医学でいう肝の動きが悪くなっていると考えます。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて、自覚症状が出にくいと言われていますが、
東洋医学では肝によって出ている自覚症状はよくあります。
肝は気の流れをスムーズにする役割があります。
その気がスムーズに流れずに停滞すると熱を帯びるようになります。
これが身体の中に熱がこもっている感覚を出します。
熱は上に上昇する性質があります。
炎も上へ上へ上昇していきますよね。
それがのぼせとなります。
熱が上昇すると、風が渦を巻きます。
炎が上昇すると炎が渦を巻くのと同じ現象です。
それがふらつきや眩暈の症状を出します。
鍼灸施術で肝の調整と五臓六腑や歪みのバランスを取ることによりその場での改善は診られました。
安定して症状が改善する為には数回の施術が必要です。
2018.12.20